特定アレルゲン28種類を使わないメニューを作るために必要なこととしてまとめた記事です。

アレルギーを起こしやすい油

アレルギーを起こしやすい油として飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)と、n-6系脂肪酸(えぬろくけいしぼうさん)があります。

 

飽和脂肪酸

パーム油、やし油、豚脂、牛油など

 

n-6系脂肪酸

紅花油、綿実油、大豆油、コーン油など

 

アレルギーを起こしやすい理由

飽和脂肪酸やn-6系脂肪酸を多く摂ると、

皮膚のかゆみや鼻のむずむずを引き起こす化学物質を生産しやすくさせます。

ただ摂取すること自体が悪いわけではありません。

 

現代では、家で原材料からすべて調理するというのは稀で、

そもそも調理がほとんど済んだ食材、調味料を使うことが多いと思います。

外食の機会も少なくないでしょう。

 

つまり、普通に食事をするだけの行為で、

単純に過剰に摂取しているから、

アレルギーを起こしやすいということです。

 

アレルギーを起こしにくい油

アレルギーを起こしにくい油としては、n-3系脂肪酸(えぬさんけいしぼうさん)と一価不飽和脂肪酸(いっかふほうわしぼうさん)があります。

 

n-3系脂肪酸(DHA、EPA)

マグロ、ウナギ、サンマ、ブリ、タイ、サケなど

 

n-3系脂肪酸(α-リノレン酸)

シソ油、エゴマ油、亜麻仁油など

 

※加熱すると蒸発する特性があるのでメニューの内容に合わせて使い分けしましょう。

 

一価不飽和脂肪酸

オリーブ油、菜種油など

 

アレルギー症状の原因の化学物質の体内生産を抑える

n-3系脂肪酸は、アレルギー症状の原因の化学物質の体内生産を抑え、

炎症などの症状を抑えてくれる役割があります。

アレルギー症状を抑制しやすくなるといわれています。

 

小児科医の調査でアレルギー症状のある患者のn-3系脂肪酸を調べたところ、

症状がない人に比べてn-3系脂肪酸の値が少なかったという研究発表もあります。

このことからもn-3系脂肪酸を多く摂ることによって、アレルギー症状が抑えやすいと言えます。

その他の豆知識

油と脂の違い

常温(15~25℃)で液体のものを「油」とし、

固体のものを「脂」と使い分けています。

 

植物油や魚油などには不飽和脂肪酸が多く含まれ、

固体である肉の脂などには飽和脂肪酸が多く含まれています。

 

油のほうがアレルギーを起こしにくいものが多いということになります。